
Press Release
2025年7月1日
ヴェオリア・ジャパン合同会社
五井コーストエナジーの株式取得に関するお知らせ
ヴェオリア・ジャパン合同会社(東京都港区、取締役社長:内野一尋、以下ヴェオリア)は本日、五井コーストエナジー株式会社(千葉県市原市、以下五井コーストエナジー)の株式について、同社と大多喜ガス株式会社(千葉県茂原市)から過半数を取得し筆頭株主となったことをお知らせします。
五井コーストエナジーは、JNC石油化学株式会社(千葉県市原市)の市原製造所に蒸気と電力を供給するとともに、余剰電力を小売電気事業者を通じてお客様に提供しています。設備の出力能力は、電気が約11万キロワット 、 蒸気が毎時75トンです。
ヴェオリアグループの中期戦略プログラム「GreenUp(グリーンアップ)」では、地域へのエネルギー供給をグループの成長に欠かせないビジネスの一つと位置づけています。五井コーストエナジーは、低炭素な電力を安定的に供給することが可能で、産業界や地域社会へ貢献する重要な役割を担うことになります。本事業において、ヴェオリアがこれまでグローバルで培ってきたエネルギーマネジメントとオペレーションの専門性を活かしながら、産業用ユーティリティアウトソーシング市場における事業基盤を一層強化し、産業施設内における環境関連サービスの多角的な展開を進めていきます。
日本におけるヴェオリアグループは現在、9,600名の従業員が水、エネルギー、廃棄物処理の分野でビジネスを展開しています。全国6箇所のバイオマスエネルギー発電所や160箇所の上下水処理場の維持管理を行い、年間56,000トンのプラスチックをリサイクルするなど、お客様とともに、幅広い環境課題の解決のため尽力しています。展開する事業を通じて、人類の進歩と環境保全の両立を目指すエコロジカル・トランスフォーメーション(環境変革)の実現に向けて、地域社会に根ざした取り組みを加速してまいります。
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ヴェオリアグループ(日本)について
ヴェオリアはフランスを拠点としてグローバルでビジネスを展開する総合環境ソリューション企業です。日本では、水、廃棄物処理、エネルギー管理という三つの分野でビジネスを展開しています。2002年の設立以降、グローバルで培われた経験やネットワークと、グループ各社がそれぞれの事業分野で培ってきた技術および地域社会からの信頼を礎に、全国各地でサービスを提供し続けています。“Resourcing the world(世界を資源で満たす)”というミッションを掲げ、自治体や企業に対して、サーキュラーエコノミー(循環型経済)への移行を実現するための革新的なソリューションの提供を行っています。