私たちは、漏水調査、管路監視、点検・探知など、あらゆる角度から管路の健全性を評価し、水道事業の有収率向上に貢献します。下水道分野でも、スクリーニング調査や不明水調査により、異常箇所の早期発見と改善を支援しています。
また、自社開発のGIS(マッピングシステム)や関連システムにより、複雑な管路網の情報を一元管理。維持管理履歴の可視化により、効率的な管理運営をサポートしています。さらに、収集したデータをAIで分析し、水道管路の劣化度合いを数値化します。これらの結果をもとに、効率的な更新計画の策定から日常の維持管理まで、管路のライフサイクル全般をトータルサポートいたします。
ソリューションについて
長年培った技術力と経験を活かし、お客様の上下水道施設の維持管理の効率的な運営と、次世代への健全なインフラ継承を支援いたします。

漏水調査
水道管の腐食や破損による漏水は、経済的損失や道路陥没などの重大事故を引き起こす可能性があります。戸別音聴調査や路面音聴調査、相関式漏水探査装置による詳細調査まで、状況に応じた最適な手法で漏水箇所を特定し、安全な水道インフラの維持に貢献します。

消火栓・弁栓・水道橋点検調査
消火栓や弁栓の機能状態や腐食状況を点検・撮影し、データベース化を実施。埋設された仕切弁蓋は金属探知器で探査します。水管橋については、高所作業車やドローンを活用し、腐食・損傷状況を安全かつ効率的に点検いたします。

下水道管路スクリーニング調査
増大する管路点検需要に対応した、自律走行型ドローン「アルキメデス」を活用したスクリーニング調査。人孔内への立ち入りが不要で、複数ドローンの並行稼働や屈曲管路の調査が可能です。管洗浄なしでの調査により、効率的な点検と不明水調査への迅速な対応を実現します。

上下水道管路管理システム(マッピングシステム)
地図上で、上下水道管路や施設、その属性情報を一元管理します。各種検索、印刷、各システムとの連携 および上水道、下水道に特化した機能により、上下水道施設維持管理業務をサポートします。

AI劣化診断
水道管路の管種・口径・布設年度に加え、地盤や土壌などの環境要素をAIが学習。過去の漏水・修繕履歴をもとに、管路の将来的な劣化度を数値化します。この診断結果により、効率的な漏水調査の計画立案や経済的な更新計画の策定を実現します。

工事監督補助業務
工事監督業務のうち「立会」「確認」を実施します。施工計画と関係規定に基づき、工事が適正に実施されているかをチェックし、指摘事項も含めた詳細を報告します。切替工事の際は断通水作業を実施します。
