官需水O&M事業本部

【採用情報】仕事を知る「社員インタビュー」

 

環境問題という地球規模の課題に
ビジネスとして取り組む

 

現在どのような仕事に取り組んでいますか?

ヴェオリアの官需水事業では、日本国内の自治体向けに上下水道施設の運転維持管理や、水道事業における顧客サービス・漏水調査などのサービスを提供しています。私が所属するO&M本部は、上下水道施設の運転維持管理業務全体のマネジメントを行う部署で、私はその九州地域の責任者を務めています。
具体的には、上下水道施設の運転維持管理業務における顧客窓口、また受託現場の品質・収支・安全衛生ならびに人事の管理を担っています。施設は24時間365日稼働しているので、その大変さはありますが、上下水道施設は市民に安全・安心な水を届けるために必須の施設であり、また自然環境を守るという役割も果たしていますから、非常にやりがいのある仕事です。

 

Resourcer(リソーサー)としてのこだわり、仕事のやりがいは?

日本はいま、少子高齢化という大きな課題を抱えています。自治体の税収の減少や、技術職員の確保難などの課題が懸念されており、上下水道事業にも多大なインパクトがあると予想されています。
160年以上にわたって上下水道事業を運営してきた当社には業務効率化のノウハウが蓄積されていますから、それを提供するのは当社の使命であり、会社としての存在意義だと考えています。

 

これからの夢や目標を教えてください

将来的には下水汚泥を使ったバイオマス発電など、二酸化炭素の削減につながる事業に携わりたいと思っています。当社はバイオマスやプラスチックなどの資源の有効活用にも積極的で、廃棄物処理やエネルギーを専門に扱う部門もありますから、それらの部署と事業横断型のプロジェクトを立ち上げることもできます。資源循環型社会の実現に貢献するために、意識を高めて取り組んでいきたいと思っています。

 

就職活動中の皆さんへのメッセージ

私はフランスで15年間、日本で18年間生活してきたので、両国に貢献できる仕事がしたいと考えていました。また、環境問題への関心から、グローバルで環境ビジネスを展開する企業に勤めたいとも思っていたところ、その両方を満たすのが当社でした。
これから進路を決める皆さんには、特に自分が大切にしている価値観や夢を尊重しながら就職活動を進めてほしいと思っています。アンテナを高くして、多方面で情報収集を行い、自分に合った道を見極める努力をしてください。
ヴェオリアのように循環型経済の構築をビジネスコアとしながら、世界(グローバル)で培ってきたノウハウを地元(ローカル)に提供する会社は少ないと思います。個人の意見が尊重され、逆に自分で考えることが求められる社風を私は魅力に感じています。また、ダイバーシティとワークライフバランスも推進されており、仕事しやすい環境でもあります。皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

官需水O&M事業本部
九州支店 部長

2017年中途入社
(ヴェオリア・ジェネッツ)

フランスの大学で国際政治学を専攻し、2010年より在日フランス大使館にて日仏の民間企業間の橋渡し業務に従事。その後、2013年に国内メーカー企業で自動車業界で従事するものの、循環型経済に貢献できるビジネスをしたいという夢から2017年にヴェオリアに入社し、現在は官需水事業O&M本部の九州支店にて、当社が海外で培ったノウハウなどを国内の地方自治体へ展開することを目標に務めている。