ジークライト株式会社の株式取得に関するお知らせ

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Press Release
2025年6月26日
ヴェオリア・ジャパン合同会社
 

ジークライト株式会社の株式取得に関するお知らせ

 

ヴェオリア・ジャパン合同会社(東京都港区、取締役社長:内野一尋、以下ヴェオリア)は本日、オリックス資源循環株式会社よりジークライト株式会社(山形県米沢市、以下ジークライト)の株式を100%取得したことを発表しました。これによりヴェオリアは、有害廃棄物を含む産業廃棄物処理の収集運搬から中間処分、最終処分に至る一貫体制を構築し、産業廃棄物処理に関するより包括的なサービスの提供が可能となります。

ジークライトは、山形県米沢市において産業廃棄物(一部、特別管理産業廃棄物を含む)、一般廃棄物及び汚染土壌の最終処分などを行う企業です。民間では国内最大級の規模となる管理型最終処分場を運営しています。

ヴェオリアのアジア太平洋地域担当シニア・バイスプレジデントであるクリストフ・マケは次のように述べています。「今回の戦略的買収は、ヴェオリアの日本における『エコロジカル・トランスフォーメーション(環境変革)』実現に向けた大きな一歩です。ジークライトの保有する産業廃棄物処理能力が新たに加わったことで、グループとして包括的な廃棄物処理ソリューションが提供可能となります。日本のお客さまに対して、より良いサポートができるよう、さらに努力してまいります」。


日本におけるヴェオリアグループは、上工下水処理場の維持管理やプラスチックのリサイクル、産業廃棄物処理、そしてバイオマス発電所の維持管理といった事業を通じて、自治体や企業の環境課題に対するソリューションを提供しています。2024年からグローバルで展開している中期戦略プログラム「GreenUp(グリーンアップ)」においても「(特別管理産業廃棄物等)有害廃棄物処理の最適化」を重点取組事業の一つと位置づけており、再資源化及び適正処理を推進しています。

 

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ヴェオリアグループ(日本)について
ヴェオリアはフランスを拠点としてグローバルでビジネスを展開する総合環境ソリューション企業です。日本では、水、廃棄物処理、エネルギー管理という三つの分野でビジネスを展開しています。2002年の設立以降、グローバルで培われた経験やネットワークと、グループ各社がそれぞれの事業分野で培ってきた技術および地域社会からの信頼を礎に、全国各地でサービスを提供し続けています。“Resourcing the world(世界を資源で満たす)”というミッションを掲げ、自治体や企業に対して、サーキュラーエコノミー(循環型経済)への移行を実現するための革新的なソリューションの提供を行っています。

ジークライト株式会社について
ジークライトは、山形県米沢市において、環境事業(産業廃棄物・一般廃棄物・汚染土 壌の運搬および最終処分)および鉱山事業(ゼオライトの採掘・製造・加工・販売)を行っています。 環境事業では 1998 年 3 月から民間では国内最大級の規模となる管理型最終処分場の運営を開始しており、産業廃棄物に加え、一般廃棄物処理施設も許可を有しています。 また、鉱山事業で採掘するゼオライトは「イタヤ・ゼオライト」と称され、不純物が少ない高品質な天然ゼオライトとして重金属類の吸着、吸水や保湿効果に優れていることから土壌改良剤、水質浄化剤、脱臭材、床下調湿材などに使用されています。