ヴェオリアがエコロジカル・トランスフォーメーションに関する世界初の意識調査結果を発表

総合環境サービスのソリューションプロバイダーであるヴェオリアは、日本を含む25カ国で「エコロジカル・トランスフォーメーション(環境変革)」に関する意識調査を実施し、その結果を発表しました。本テーマで実施される意識調査は、世界で初となります。この調査は、環境課題対策への受容性や展開における課題、そして促進要因について評価、分析しています。

「エコロジカル・トランスフォーメーション」とは、環境課題解決に向け、生産プロセスや消費者行動に変革を起こす取り組みのことを意味します。ヴェオリアはその変革を起こすリーダーとして、気候変動、資源枯渇、生物多様性の崩壊、広範な汚染の4つの課題に対する根本的なソリューションを開拓しています。本調査においては、「環境を意識した変革」という言葉を使用しています。

ヴェオリアグループCEO(最高経営責任者)のエステル・ブラシリアノフは、「世界初の本調査は、環境ソリューションを展開する上での社会的、経済的な課題と許容度を高める手段を浮き彫りにしています。結果は明白でした。気候変動問題に対する認知度は高く、『行動を起こさないこと』が結果的に大きな代償を支払うことになると、世界中の人々が信じています。人々は『実際にどのようなソリューションが存在しているのか』を知りたがっており、また、それが公平かつ効果的であれば広範囲にわたって実施すべきだと考えています。この結果から、私たちヴェオリアは、環境ソリューションの展開において、企業、自治体、そして市民の皆さんに対する大きな責任を改めて認識しています。」と述べています。

【主なグローバル調査結果】

  • 回答者の67%は、気候変動や汚染によるコストがエコロジカル・トランスフォーメーションに必要な投資よりも大きくなると確信している(日本の結果:59%)
  • 回答者の60%は、エコロジカル・トランスフォーメーション実現後の日常生活がどのようなものか想像がつかないと回答(日本の結果:83%)
  • 回答者の56%は、汚染と気候変動を抑制する解決策について十分に議論されていないと考えている(日本の結果:83%)

また今回の調査から、環境ソリューションを採用するために必要な変化に対する強い許容性が現れていることが明確になりました。

ヴェオリアは「エコロジカル・トランスフォーメーション」を牽引する存在として、地球規模のグローバルな課題を解決するために、革新的なソリューションの提供に取り組み続けます。

調査結果の詳細はこちらをご覧ください。

調査概要:

  • 実施概要:エコロジカル・トランスフォーメーション(環境変革)に関する意識調査
  • 実施国:  コートジボワール、モロッコ、ナイジェリア、ブラジル、チリ、コロンビア、アメリカ合衆国、メキシコ、中国、インド、インドネシア、日本、ドイツ、ベルギー、スペイン、フランス、フィンランド、イタリア、オランダ、ポーランド、チェコ共和国、イギリス、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、 オーストラリア
  • 調査対象者:18歳以上の 各国居住者
  • 回答者数: 合計25,111人(日本は1,004人)
  • 調査期間:2022 年 8 月 24 日~9 月 26 日(日本は2022 年 8 月 25 日~9 月 8 日実施)
  • 調査方法:オンライン調査

ヴェオリアグループについて
ヴェオリアグループは「エコロジカル・トランスフォーメーション(環境変革)」のベンチマーク企業となることを目指しています。2022年現在、全世界で約22万人の従業員が、水、廃棄物、エネルギー管理という三つの事業分野において有用かつ実用的で、革新的なソリューションを設計し提供しています。また、相互補完的な関係にあるこれら三つの事業活動を通じて、資源の利用方法を開発し、利用可能な資源を保全、再生しています。2022年、ヴェオリアグループは、全世界で1億1,100万人に水道サービス、9,700万人に下水処理サービスを提供し、また44MWhのエネルギーを生産し、6,100万トンの廃棄物を処理しました。2022年のグループ連結売上は、428.85億ユーロとなりました。詳細についてはwww.veolia.comをご覧ください

ヴェオリア・ジャパン グループについて
ヴェオリアはフランスを拠点とし、グローバルでビジネスを展開する総合環境サービス企業です。日本では、水、廃棄物処理、エネルギーという三つの分野でビジネスを展開しています。2002年の設立以降、グローバルで培われた経験やネットワークと、グループ各社がそれぞれの事業分野で培ってきた技術および地域社会からの信頼を礎に、全国各地でサービスを提供し続けています。“Resourcing the world(世界を資源で満たす)”というミッションを掲げ、自治体や企業に対して、サーキュラーエコノミー(循環型経済)への移行を実現するための革新的なソリューションの提供を行っています。